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元テロリストの女性、ロリ・ベレンソンさん


ロリ・ベレンソンさんが約20年ぶりに米国に帰国。 12月3日今日、ニューヨークのジョン・F・ケネディー空港に到着しました。空港にはロリ・ベレンソンさんの伯父、ケン・ベレンソンさん(70)が出迎えました。

ロリ・ベレンソンさんがケネディー空港に到着、ペルーの刑務所で20年過ごした元テロリストの女性 


ロリ・ベレンソンさんは無事に入国審査も終わり空港の外へと現れたそうです。約20年ぶりの米国へ戻ったロリ・ベレンソンさんの伯父さんは以下の様に話しています。

今日は本当に素晴らしい日です。20年間、会えなかった私の姪のロリに会えるんです。私は20年間、ずっとロリが釈放される日を願っていました。

ロリ・ベレンソンさんは昨年、刑務所の中で大学の卒業課程を終えている。(the City University of New York.)今後は、生活が落ち着くまではロリさんの両親の元で生活をし、その後は6歳になるロリさんの息子と一緒にニューヨークで暮らす予定だ。

ロリ・ベレンソンさんとは?


1996年12月、南米ペルーのリマ市内にある日本大使館公邸がテロリストMRTA(トゥパックアマル革命運動の集団)に占領され、テロリストMRTAが人質をとって立てこもりました。 当時はフジモリ政権下で、テロリストMRTAの仲間が刑務所で服役中、その仲間を釈放する要求を出した事件。 

事件は翌年の4月に救出作戦で無事に解決。一昨年前の1995年にテロリストMRTAは国会議事堂を襲撃し占拠する計画を立てていたが、事前に警察関係者筋からの漏れで計画は流れた。

1995年、テロリストMRTAの幹部だったミゲル・リンコンがアジトで逮捕され、他に大勢のテロリストMRTAのメンバー、ペルー人、パナマ人、そして今日ケネディー空港に戻って来た米国人のロリ・ベレンソンが逮捕された。

テロリストMRTAの活動は反政府武装集団で、誘拐や殺人を重ね、日系人の実業家も誘拐されて殺害されている。

逮捕後の米国人のロリ・ベレンソンは報道陣の前で堂々とカメラをにらみつけ、流暢なスペイン語で自己主張したと言う。 ロリ・ベレンソンはスペイン語が上手で

当時のテレビを見ていた人の話が書かれているブログでは下の様に表現されている。

スペイン語は堪能のようだった。その発言はスペイン語だったからだ。生中継だったその映像を今でも覚えている。「筋金入り」のテロリスト(MRTAはテロリストではなく革命戦士を自称する)と見受けられた。 ameblo.jp/pilsen52/entry-10602324939.html

2015年12月3日(木)



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